『ゼノブレイド2』レアブレイドの出現率の解析情報と確率計算式:セーブデータ毎に出やすさに違いあり、「いらないレアブレイドを手放す」は間違いか

『ゼノブレイド2』レアブレイドの出現率の解析情報と確率計算式:セーブデータ毎に出やすさに違いあり、「いらないレアブレイドを手放す」は間違いか

海外の掲示板にて、『ゼノブレイド2』のレアブレイドの出現率についての詳細な情報が解説されていたため、紹介します。

なお、この情報は解析による情報だと思われますので、そういった情報を好ましく思わない方はご注意ください。

情報ソース:Blade gachapon mechanics & pity system revealed and explained (datamined)

また、この情報が事実かどうかは未確認です。この情報が上がってから数日経って、「Pity System」という情報が正しいものであるとされていることから、正しい情報を含んでいることは事実でしょうが、すべてが正しいとも限りませんのでご注意ください。

この記事では、この情報が正しいものとして解説していきます。

気になる”迷信”の正解不正解

本作におけるレアブレイドの入手確率に関しては、様々な予想がされてきました。その中でも、「イデアは最大以外意味がない」「レアブレイドは取得すればするほど出づらくなる」といった情報はよく見かけるのですが… ここまでは、正しい情報のようです。

ですが、「イデアは最大以外意味が無いので、ブースターを使っても他より低かったら意味がない」は間違い。また、「レアブレイドを所持している数が多いほど他のレアブレイドが出にくくなるから、狙いのブレイドがあるのならいらないレアブレイドは手放したほうが良い」も間違いのようです。

どちらも、それぞれ後ほど詳しく解説します。

セーブデータ毎にブレイド出現率が異なる

レアブレイドの出現確率の基本値には、5つのパターンが設定されていて、どのパターンが使われるかはセーブデータ作成時に決定されます。

一部のブレイドを除き、その出現率はこのパターンによって変化するため、セーブデータによって出やすいブレイド、出にくいブレイドが違ってくるようです。

以下にその情報をまとめました。


https://pastebin.com/raw/dzuxLqGyに日本語のブレイド名を追加)

ブレイドごとにも出やすさに違いが存在

「KOS-MOSが出ない!」というのは常々言われていますが、上記の基本確率を見れば納得です。どのパターンでも、KOS-MOSは「0.1」が基本確率となっていて、あらゆるブレイドの中で最も低く設定されています。

それ以外のレアブレイドでも、パターン別の出やすい・出にくい以外にも、全体的に出やすいキャラ、出にくいキャラというのは設定されているようですね。メイヤメノウ、ヤエギリなどは最大でも0.75と、他のブレイドに比べて若干低くなっています。また、次のアップデートで追加されるベンケイやヨシツネも、基本確率は0.25とかなり低めみたいです。

救済システムについて

ブレイドの出現確率の話に入る前に、先ほど説明した「パターン」に関連してもう1つの仕組み、救済措置(原文”The pity system”を直訳すると「哀れみシステム」)の説明をしておきます。

内部的に計算されている”救済ポイント“というデータが存在します。救済ポイントは、コアクリスタルを使うたびに、以下の数値が加算されます。

  • コモン:+5
  • レア:+25
  • エピック:+50

そしてこの数値は、レアブレイドを引く度にリセットされます。

救済ポイントによって手に入るブレイドは、先ほどと同じ「パターン」によって決まっています。

  1. パターン1:グレン、メノウ、イダテン
  2. パターン2:ヴァサラ、アザミ、シキ
  3. パターン3:ユウオウ、トキハ、ライコ
  4. パターン4:ザクロ、ウカ、イブキ
  5. パターン5:メイ、ナナコオリ、ホタル

救済ポイントが100、200、300ポイントたまると、パターンごとの3体のブレイドの何れかが確定で出現します。

この救済措置で貰えるブレイドは、アザミを除き、そのパターンにおいて出現率が低いブレイドが設定されています。

セーブデータのパターンを判別可能

この救済システムのおかげで、セーブデータのパターンを判別することが出来ます。メニューからブレイド一覧画面を開いて、入手順にソートしてみましょう。

入手順のソートを古い方から数えていくと、よほど運が良くて救済ポイントが貯まる前にレアブレイドを引き続けてでもいない限りは、上記のパターンのいずれかの3体が早い段階で揃っているはずです。そこから自分の現在のデータを把握することが出来ます。それ以外のブレイドも先程の表において確率の高いブレイドが多く出ている可能性が高くなります。

また、どうしても確定できない場合は、候補になっているパターンの3人のブレイドの誰か1人だけをリリースしてみましょう。救済ポイントが500ポイントたまると、つまりエピックコアクリスタル10個で、そのブレイドを再入手できるはずです。

ちなみに、500ポイントの次は設定されていないか、設定されていてもかなり高いポイントになっているのか、原文の筆者の知る限りだと35個以上のエピックを使用したとのことです。そのため、2人以上は手放さないように注意したほうが良いでしょう。

また、この救済システムを使うと、DLCなどで手に入るエピックコアクリスタルを2つ使って、ゲームの初期の段階でパターンを判別できるため、RTAを走る場合などで、ナナコオリなど有用なレアブレイドを狙って引く戦略が使えるようになるかもしれません。

レアブレイドの出現確率の計算

それでは、レアブレイドの出現確率の話をしていきます。

レアブレイドの出現確率の計算に関わるのは、以下の4つの要素です。

  • コアクリスタルの種類
  • イデア
  • ステータスの幸運
  • 前述の表の、パターンごとの基本確率

コアクリスタルの種類による影響

使用するコアクリスタルによって、出現確率に下記の数値が乗算されます。

  • コモン:1.0
  • レア:1.5
  • エピック:3.0

(これ以外に、コモンコアクリスタルには後述するデメリットが存在します)

イデアによる影響

まずは、ブースターを使用しない場合の説明です。同調するキャラクターのイデアの中で、最もレベルの高いもの1つだけが、好影響を与えます。例えば、[勇気-誠実-慈悲-正義:3-1-2-1]で勇気のイデアが最も高い場合、勇気に対応する火、水のブレイドに対しては計算時に3の値が使われます。それ以外の属性のブレイドの計算時には、イデアの数値に関係なくこの項は1.0倍、つまり影響なしとなります。

もしイデアのレベルが最大のものが複数ある場合、そのうちの1つがランダムに選ばれるようです。

次に、ブースターを使用した場合、最も高いレベルになるかどうかは関係なく、ブースターに対応したイデアが選ばれます。例えば上記の例で、誠実のブースターを1つ使用した場合、勇気は3、誠実は2レベルとなりますが、誠実のイデアのみが選択され、対応する風、氷のブレイドに、2の値が適用されます。火、水のブレイドに対しては1.0倍となります。

実際の確率の計算におけるイデアの項の計算式は下記のとおりです。

0.01 * (100 + 5*[イデアのレベル])

よって、この項は1.0倍~1.75倍(イデアレベル10+ブースター5個)ということになります。

ステータスの幸運による影響

ステータスの幸運の値は、下記の計算式で確率の乗算されます。

max( (sqrt([幸運]) * 0.01*1.3) + 0.95 ; 1)

maxは、”最大値を適用する”という関数で、この場合「もし”(sqrt(LUK) * 0.01*1.3) + 0.95″が1より小さければ、1」ということです。sqrtは平方根の意味になります。

(幸運の値が14以下の場合にmax関数で1が適用されます。)


平方根ですから、上記の画像の通り、幸運の値は上げれば上げるほど影響が小さくなっていくということですね。逆に言うと、序盤ほど幸運を底上げする影響が大きいということです。大きいと言っても微々たるものですが…

幸運が134くらいで、幸運14以下の時の1.1倍の確率になります。最終的に幸運999まで上げた場合、1.36倍になるようです。
詳しいことはGoogle先生にお聞きください。

レアブレイド出現確率の計算式

以上をまとめると、実際の計算式は下記のとおりになります。

出現率(%)
= max( (sqrt([幸運]) * 0.01*1.3) + 0.95 ; 1)
* 0.01 * (100 + 5*[イデアのレベル])
* [クリスタルのレア度による倍率](1.0 or 1.5 or 3.0)
* [ブレイド毎、パターン毎の基本確率]

エピックコアクリスタルで、イデアレベル10、5つのブースターを使用し、幸運のステータスが999という最大の条件の場合、ブレイドの基本確率の7.14倍の出現率になるとのことです。

計算式の適用アルゴリズム

実際にブレイドと同調する際には、上記の計算を、それぞれのレアブレイドに対して行います。そして、出現判定を満たしたブレイドは、「候補リスト」に追加されていきます。すべてのブレイドについて計算した後、レア・エピックコアクリスタルの場合候補リストにいるブレイドの中からランダムに1人が選択され、出現することになります。この時、コモンコアクリスタルを使用していると、レアブレイドを引ける確率は25%になってしまいます。つまり、実質コモンコアクリスタルのレアブレイドの出現率に対して、レアは6倍、エピックは12倍の確率でレアブレイドを引けるというわけです。

さて、こういったアルゴリズムで計算を行うわけですから、「持っているレアブレイドの数が少ないほうがレアブレイドが出やすい」というのは、それだけ抽選回数が増えるようなもので、事実です。ですが、確率の計算式に影響するわけではないので、「持っているレアブレイドを手放したほうが、目的のレアブレイドが出やすくなる」なんてことは一切ありません。むしろその逆で、「せっかく狙いのレアブレイドが候補リストに入っても、他のブレイドも候補に入ってしまい、引けなかった」という可能性が上昇してしまいます。ですから、ある特定のブレイドを引きたい場合、とにかく多くのレアブレイドを集めるのが近道です。候補リストの重複の可能性がなくなる分確率が微増していきます。

まとめ

かなり長くなってしまったので、ポイントを簡単にまとめておきます。

  • レアブレイドの出現率には5パターンあり、セーブデータ毎に固定
  • 救済措置があり、それもパターンによる。一部のレアブレイドはこの仕組で序盤から狙って引ける
  • レアブレイドの出現率は、「幸運」「イデアレベル」「クリスタルのレア度」「ブレイド毎のパターンによる基本確率」から決まる
  • コモンコアクリスタルに対してレアは6倍エピックは12倍レアブレイドを引きやすい
  • イデアは最大値のみが、対応する属性のブレイドに適用
  • イデアはブースター使用時、最大レベルと無関係にブースターの属性のものが適用される
  • 特定のレアブレイドを狙っている場合、他のレアブレイドを手放すのは悪影響
  • KOS-MOSの出現率は最大でも、約0.7%

以上となります。