ニンテンドースイッチのオススメダウンロードゲーム、2017年編

ニンテンドースイッチのオススメダウンロードゲーム、2017年編

先日任天堂から、ニンテンドースイッチの2017年 年間ダウンロードランキング ⽇本編が発表されました。

皆さんはダウンロードゲーム、プレイしていますか?普段パッケージ版しか遊ばない、という方にも、ニンテンドースイッチを買ったからにはぜひダウンロード版のゲームにも目を向けていただきたい。というのも、スイッチは過去の任天堂ハードと比べても他機種からの移植などがしやすくなっており、PC版などで高い評価を受けた作品が続々とダウンロード版として登場してきています。また、過去に発売された作品の移植、リメイクだったり、海外発のインディーズ作品だったり… ダウンロードゲームは玉石混交ではありますが、その中には確かに「玉」が、それも沢山混じっているのです。

今回はそんなスイッチのダウンロードゲームの中から、筆者がプレイして面白かったものに絞ってご紹介します。

Overcooked® – オーバークック スペシャルエディション

公式サイト:https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000000884
価格:2,150円(税込)
メーカー:Team17
2017年順位:6位

『オーバークック』は、最大4人までで協力プレイできる、マルチプレイ推奨のパーティ系ゲームです。食材を運んで、切って、焼いたり煮たり調理して、お皿に盛って配膳する。そんな料理の工程を、みんなで手分けして効率よく進めていく、そんなゲームとなります。もちろん、言葉で言うように簡単にはいきません。まず、料理を行う厨房が、とんでもない場所にあったりします。走るトラックの上、氷の張った水の上… 更に、テーブルが移動して道を塞いだり、ネズミが食材を盗みに来たり。目を話した隙に料理がコゲて火事になったりすることも。小学校の家庭科の調理実習を思い浮かべてみるとよいかもしれません。誰も料理の得意なメンバーがいない班、ドタバタと様々なトラブルが起きながらも、なんとか完成させた実習は、なんだかんだ楽しいものだったりすると思います。そんな風に、みんなでワイワイと協力しながら、うまく役割分担したり計画を立てて、トラブルを乗り越えて料理を作ってスコアを稼ぐのが本作の目標です。操作性はいたってシンプルで、普段あまりゲームをやらない人でも楽しめる作品でしょう。ジョイコンおすそ分けプレイも可能です。家族と、友達と、みんなでワイワイ遊べるゲームですね。

マルチプレイ推奨とは書きましたが、1人でもプレイ可能です。その場合、1人で2キャラクターを操作することになるのですが、これがまた難しいんです。片方のキャラクターに食材を切るなど時間のかかる行動をさせて、もう1人がアレコレ運んだり動き回る。何度も繰り返しプレイして戦略を練り動きを最大限に効率化。そこまですればなんとか目標スコアに届くかどうかという、難易度の高いやりごたえの有るゲームにその姿を変えます。

1人でもみんなでも楽しめる『オーバークック』は、2017年のダウンロードランキングでも6位と、Steam発のゲームとしては最高位につけており、その面白さは折り紙付き。特に複数人でスイッチをプレイする機会が多いという方にはぜひ遊んでみてほしい1作です。

ヒューマン・リソース・マシーン

公式サイト:https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000000753
価格:1,000円(税込)
メーカー:Tomorrow Corporation / フライハイワークス
2017年順位:15位

『ヒューマン・リソース・マシーン』は、かなり本格的なプログラミング系知育パズルゲームです。「与えられた入力」に対して、「適切な処理」を行って、「求められる結果」を出力する、そんなゲーム。「add(足し算)」や「sub(引き算)」、「Jump」による条件分岐や繰り返しなどを駆使して、掛け算をしたり数字を昇順に並び替えたり。プログラミング「系」と先ほどは書きましたが、実質やっていることは完全にプログラミングです。

このゲームの注目すべき点は、「知育」効果。本作のプログラミングは、「アセンブリ言語」という、”コンピュータが内部で行っている処理に最も近い言語”と似たようなものになります。多くのプログラミング言語では、プログラムをコンパイル(機械に分かるように変換)する時に、一度アセンブリ言語への変換をし、そこから機械語へのを行う、という手順を踏みます。何が言いたいかというと、本作のプログラミングを理解することは、多くのプログラミング言語が「中で行っている処理」を理解することにつながるということです。同時に、最低限の機能しかない中でいかに複雑な処理を行うかを考えるというのは、論理的思考力の向上にもつながるかもしれません。(これについては専門家じゃないのでなんともいえませんが…)

と、ここまでかなり難しい話をしてしまいましたが、それを段階的に、少しずつステップアップしながら解決できるようにしていってくれる、というのが本作の何より素晴らしいところ。プログラミングをしたことがない人でも十分に楽しめるでしょうし、プログラミングの「考え方」へのとっかかりになると思います。また、小学校でプログラミング教育が始まろうとしている昨今ですが、パズルゲームとして遊びながらその考え方を学べる本作は、その予習にもピッタリです。

逆に、プログラミング経験者にとっても十分に楽しめる作品となっています。かくいう私もそれなりの経験者でして。このゲームでは主人公がレジスタの役割をするわけですが、つまりレジスタが常に1つしかないんですね。その中で、与えられた行数および実行命令数の効率化目標を達成するのは、後半の複雑な問題ではかなーり難易度が高くなってきます。

値段設定も1,000円とお手頃ですから、ぜひ皆さんも手にとって、頭を使ってみてください。

キャットクエスト

公式サイト:http://flyhighworks.heteml.jp/games/catquest/
価格:1,200円(税込)
メーカー:The Gentlebros / フライハイワークス
2017年順位:28位

『キャットクエスト』は、1人用のシンプルな見下ろし型2DアクションRPGゲームです。主人公の猫は、さらわれた妹を救うため、強大な敵と戦い、クエストをこなしながら冒険していきます。本作の最大の魅力は、プレイ中の爽快感と快適さ。アクションは複雑なコマンドなどがなく極めてシンプルです。そして、冒険の舞台となるワールドはシームレスになっており、またダンジョン↔ワールドマップの切り替えもロード時間がほとんどなし。プレイを妨げる不快な要素がなく、それ故に気持ちよく遊びすすめることが出来ます。

やりこみ要素としてはクリア後も含め高難易度クエスト等がある他、最近のアップデートでチャレンジ要素を含む「強くてニャーゲーム」が追加されています。とはいうものの、そのシンプルさもあいまって、やりこみに向いたゲームとは言えない印象。値段相応というところです。手軽にサクッとアクションを楽しみたい、そんな方におすすめの作品です。

INVERSUS Deluxe

公式サイト:https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000000544
価格:1,499円(税込)
メーカー:Hypersect

ランキングの30位以内には入っていないものの、分かりやすく面白いゲームなのでご紹介。本作『INVERSUS Deluxe』は、超シンプルなシューティングゲームです。正方形に区切られた白黒のマップ上で、弾を撃ち合い、戦闘したりスコアを競ったり。本当にそれだけのシンプルなゲームなのですが、移動できる範囲は自分の色のマスだけで、そのマスを広げるために弾を撃つ必要があり、弾の数には制限があり。そういったちょっとした要素から、奥深い戦略性が生じます。

オンライン対戦、ジョイコンをおすそ分けしてのローカル対戦や協力プレイも可能です。画面が見やすくシンプルなため、特に画面が小さいテーブルモードでも遊びやすい対戦ゲームになっています。


私が2017年にプレイしたスイッチのDLゲームは全9本とそれほど多くないのですが、その中でも特に個人的に面白かった作品をご紹介しました。プレイしていない作品でも、今年に入って発売された『Stardew Valley(スターデューバレー)』だったり、海外では人気も売上も高い『スチームワールドディグ2』だったり、パッケージ版の発売も決定するほど人気の『VOEZ』だったり、絶対面白いだろうなと思っているダウンロードゲームは沢山あります。

ニンテンドースイッチの2017年の大成功を受けて、今年以降、ますます多くのゲームが出てくることでしょう。ぜひ皆さんにも、視野を広げて、いろいろなゲームを遊んでみて、お気に入りの1本を見つけてもらえたらと思います。